« 激闘!!ジャボタベック3泊4日 バタビア滞在記(序) | トップページ | 激闘!!ジャボタベック3泊4日 バタビア滞在記 第二夜 »

2009年9月17日 (木)

激闘!!ジャボタベック3泊4日 バタビア滞在記 第一夜


ジャカルタ北部、旧バタビア地区は特に危険なスラム街であるため、決して近づかないことをお勧めする・・・・・・・・

初めての海外旅行者にバタビアで過ごせとか、何の罰ゲームだよ!!

     
 ~激闘!!ジャボタベック3泊4日 バタビア滞在記 ジャボタ突入編~
Img_5461
ついに海外逃亡の日がやってきた

 我々、私とT氏は、ただ単に国鉄103系と営団地下鉄5000系を見に行きたいという安易な理由により、初の海外個人旅行先をインドネシアのジャカルタと決定した。数ヶ月前にHISに航空券と宿の予約を頼んでいたが、その時に注文したのは駅から一番近く、安いホテルということ。ジャカルタ市街がどのように形成され、どのような人々が暮らしているかも全く下調べもせずに、行きゃなんとかなるのいつものノリで、何ら旅の準備も行わないまま、出発当日を迎えたわけである。

2009年9月7日 MH089便 成田発クアラルンプール行き
Img_5474
あまり使いたくはないが・・・飛行機です

 日本からインドネシアへはガルーダインドネシア航空によって直行便が出ているが、あろうことか日航との共同運航のために運賃がJALボッタ基準に揃えられているため、ベラボウに高くて使い物にならない。そのために、安くインドネシアに向かうにはどこかしらで乗り継いだほうがJAL様の半値以下に控えることができるのだ 。今回我々が選択したのは、安くて、サービスが非常に良い、しかも安全とされる信頼のマレーシア航空である。そのために、マレーシアのクアラルンプールで乗り継ぎ、インドネシアのスカルノハッタ空港へと向かうこととなったのである。
 成田空港を使うなど私にとっては云十年ぶりである。しかもこれでやっと2度目。前回のときの記憶など全くないから、本当に右も左もわかららない初級旅行者に落ちぶれた。空港自体、高校の修学旅行で沖縄に行くのに使った以来であり、本当に航空機と無縁の生活をしているのだなぁと実感する。私は成田まで町田からの直通バスを利用したためにスカイライナーでやってくるT氏とは京成の改札前で待ち合わせ。どうにかマレーシア航空の受付カウンターまでたどり着き、無事搭乗も開始された。ちなみに第二ターミナルは全てJAL様に占拠されていて、マレーシア航空の機内にまでも乗り込んできやがった。MH089はANAとのコードシェアのはずなのに、全く強情な連中だ。
 乗り込んでまず驚くのが、全ての座席に液晶画面が付いていること。好きな番組を見放題、しかもゲームまで出来る模様。リモコンがゲームコントローラーになってる!!しかもリモコンの裏は電話!?日本の航空機なら機内マナーなんちゃらで絶対に電話なんて設置しないと思うのだが・・・。初めて飛行機に乗るお子様のように一人はしゃいでいましたね。で、無事離陸。いちいちうるさいJAL様には下船していただきました。これで、ようやくノビノビ出来ますわ。MHのアテンダント(というか日本のが細かく口出しし過ぎ)はほんとユルユルで、いい加減で本当に快適でした。早速、テレビを使ってみましょうか。ただ、操作方法も何も書いてないので困りましたが、どうもこれ私の座席ポケットに操作方法が入ってなかっただけの様子。見てください、このいい加減さ。最高ですね。ピコピコ操作していると、西村京太郎の鉄道サスペンスとかいうのがあったので見てみる。そんなことをしている間に、飲料と豆(枝豆ではない)が配られ(アルコールもあります)、続いて早くもメシの配給ですよ。再び飲料も配られるのでまたアルコールを摂取出来ます。そんなことしたら私は死んじゃうだろうね。国内線で機内食が廃止?されてから久しく、これまた一人興奮していました。これが本当のオーベントーですね。つまりNREはオーベントーと名付けるくらいなら、車内で無料配給しなきゃならないわけですよ。それなのに1000円という高値を吹っ掛け、利用者に押し売りをしていたのです(でも結局売れずに9割方破棄)。よって、発売停止に追い込まれましたけど。ボリューム満点で満腹です。次は映画を見ていましたが途中でウトウト。と、ここで続いてアイスの配給!!潜りのアイスクリーム屋さん(明日から散々見ることになろうが)じゃないよ。NREだったらこれまた高値を吹っ掛けてきますが、もちろん無料。ですが、アイスが硬すぎてスプーンが折れるというのは同じだったりします。溶けるまで待て!!ということですね。
Img_5478
配給されたアイス

 映画などそっちのけでいいように寝ていました。6時間もこんなにフカフカなリクライニングシートに座れるなんで、普段は10時間以上ボックスorロングシートに監禁されているような貧困層の我々にとっては本当に羨ましいことでもあります。目を覚ますと、今度はおやつの配給。おにぎりとサンドイッチが選べるそうですが、ここはおにぎりを選んでおきましょう。再び昼寝。機内も減灯されまして、寝ろ!!ということみたいです。
 無事、クアラルンプール到着。マレーシアといえばジャングルですね。非常に行きたい気分ですが、今回はジャボタベックですから。これだから飛行機は融通が利かない(新幹線も同様)んだよね。せっかく寄っているのに素通りなんて。ここからは問題の乗継です。

Img_5513
ようこそ、ジャングルへ!!


2009年9月7日 MH725便 クアラルンプール発スカルノハッタ行き

Img_5492
エアロトレイン乗り場

 乗り継ぎには1時間しかなく結構ハード。最悪、乗継失敗の可能性も。急いで行かなければならないのですが、なぜか乗り場が国内線。国際線じゃないのか?本当にハッタリ行きが来るのかどうか半信半疑で、アエロトレインとかいう怪しげな電車で第二ターミナルへ向かいます。成田の無人モノレールのしても、どうみてもただのAGTだろ。
 
液晶で場所と時間の確認してみると衝撃の事実が!!スカルノハッタ行き、搭乗締切!!なんだとっ!!早くも乗継失敗、企画強制終了か。変な汗をかきながらも、とりあえず乗り場へ。カラクリがわかりましたよ。一本前のがまだ出てないというか消えてないのですね。もはや日本の常識は通用しません。MH725も搭乗開始時間が何度も遅くなり、しかもopen表示されても始まらない。さらに、突如openが黄色い文字の点灯になりまして、final announce とか出現し始めたのですが!!いや、だからまだゲート開いてないじゃないか。が、強行突入したら扉が開いてまして、あっさり入れ・・・・ましたが、流石にマズイと思い戻ってきました。だいたい待合室に居る人たちはおっとり構えているし、動く気配ないし。ようやく、案内係がやってきまして搭乗がようやく開始に。まぁ、遅延ですね。早速、機内食3発目。もう腹いっぱい。しかもフライトは1時間。後ろの人が何か尋ねていてアテンダントが15minutesとか言ってたし。15分以内で食えと。そこまでしえ、メシを出すのか。大急ぎでランチボックスをたいらげ、ほっと一息。する間もなく、入国審査の書類を書かねばならない。とにかく慌てて書いていたのでミスだらけ。こんな偽装書類で入国ができるのか心配になってきた。が、いっこうに着陸する気配なし。どうやら、時差に騙されていた模様。チケットにはマレーシア時間発インドネシア時間着で書かれていて、両国間には1時間の時差があるので実際の所要は2時間というカラクリ。ほんと、海外慣れしていないですね。それでもいよいよインドネシアも目前に迫っており、ついに念願のジャボタベック突入へもあとわずかである。しかし、最大の問題はこの書類で入国できるのか。さらには、果たして荷物がクアラルンプールで乗り継ぎして、この便に乗っているのか!?
Img_5541
飛んでます

2009年9月7日 19:10 スカルノハッタリ空港着

 やや遅れて、スカルノハッタ空港着。ここからが初日にして最大の難関である。ビザ取得と入国審査。こんなのに時間かけていたら、名物の悪徳客引きが外国人の荷物持ってゆき放題ではいか。文句をたらたら言いつつも、とにかく偽装がばれたらどうしようと、心配で仕方ない。バレたところで英語も大して喋れないからどう言い訳しましょうか。ここはチャージ&リライト!!で乗り切るしかないですか。
 が、ここはスルー。それよりも怪しい英語を理解できずに時間食いました。なんとか誤魔化し、ビザはクリア。次は入国審査。ここも特に指摘されずにパス。ようやく解放された・・・。あとは荷物。本当に着いているのか。ヤンゴンに行ってるんじゃなかろうかね。ヤンゴン。品質損害クレームにヤンゴンまでの運賃出してもらおうか。ヤンゴンヤンゴン言いながら荷物受取へ。ちゃんと2名分到着していました。ヤンゴンへの道は断たれたか。しかし、まだまだ安心は出来ません。ここからがラスボスが構える最終ステージ。空港ロビーを抜けてしまえば、もうそこはジャカルタ。無法地帯であります。ここからが凄まじかった。まずは外貨両替、荷物運び、チップねだりのクソガキ、そしてタクシーと客引きの嵐。片言の日本語でウヨウヨまとわりついてきます。こんな外道の連中などに用はありませんから、睨みつけてやればどっか行きます。しかし数がね、半端ないのですよ。実は入国審査のときに偶然、バタビアに宿泊するというタビージョに出くわしまして、じゃあバタビアまで一緒に行こうということになりまして、信頼のブルーバードタクシーのカウンターを目指していたのですが、そのお嬢が巧みにインドネシア語を操りまして、白タクと交渉し始めまして、客引きを丸めこみなさったのですよ。うちらとしては唖然ですね。ブルーバードに乗るんじゃなかったのかよ。まあ別に3人で割れば多少ボラれても安く上がりますし、とりあえずバタビアに到着すれば良いでのです。領収書も先に発行させまして用意周到です。しかしよく喋るお嬢でして、まぁうちらが出る幕もなく、本当に助かりました。やはり行ってしまえばなんとかなるものなんですよ。この白タクの運転手はとにかく暴走し130km/hで高速をぶっ飛ばし、走行帯もへったくれもなく、ウネウネウネウネ、次々緑タクや一般車を抜き去ります。別に道交法の無い国ですから、何やっても良いのです。全ては自己責任ということで。あっという間にジャカルタの街に入ってきました。街中ももちろん信号もあってないようなものですから、クラクションで罵声大会ww。そしたら、隣を神奈中のバスが抜いていきました。とっさに神奈中!!と叫んでしまいましたが、前の2名は何のことかさっぱりわからず??状態。しかし滞在中、この神奈中に再会することは出来ませんでした。最初はバタビアまで直行の予定だったのだが、タビージョが明日には客レ急行でジョグジャカルタに行くとかで長距離客レの始発駅ガンビルに寄ることに。治安の悪いジャカルタコタでは長距離の扱いがほとんどないのです。T氏を車に荷物番として置き去りにし、私も駅を見に行ってきました。最も治安のよいガンビルですから、夜でも安心でしょう。しかし我々は結局今後、この最も安全なガンビル駅で下車することは一度もなかったというのは、どういう風の吹き回しでしょう。この後、バタビアの荒れ具合の耐性が付いてしまい、当初は活動の拠点とするはずだったガンビルよりも楽しいを見つけてしまうのです。

Img_5580
ガンビル駅改札口

 ちょっと遠回りしましたが、無事バタビアに到着しました。一見、普通のホテルですが、実は凄まじいところだったのです。命からがらホテルバタビアに逃げ込んだ我ら一行。それを待ち構えるものとはいったい!?


2009年9月7日22:30 ホテルバタビア着

Img_5589
これがTHE BATAVIA だ(怪しい)

 白タクのオヤジとはさっさとおさらばして、ホテルへと進みましょう。まずはセキュリティーチェック。先日、ホテル爆破テロがあったばかりですから当然ですね。が、しかし。バタビアのセキュリティーチェックというと。金属探知機を通過。

金属探知機:ピーピーピーピー。

ボーイ:オーケーオーケー。

はぁ。入り口にボーイは無駄に3人も立っているのだが、暇になるとぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。ジョークを飛ばしてヘラヘラヘラヘラ。まるで警戒心のかけらもない。でもね、よくよく考えたら、このホテル、爆破されるわけないのですよ。だってスラムのど真ん中に立っているのですから。ある意味、爆破、する方、ですよね?標的になるのは外資バリバリのホテル。バタビアみたいな地元のクソボロ廃墟ホテル、誰も爆破なんてしません。次はチェックイン。フロントに構えるは、またもや何やら怪しいネシア人。ニヤニヤ笑ってんじゃねぇよ。で、当然ながら時間食いました。「クレジットカードを出して下さい」が、最後の最後まで訳せませんでした。イングリッシュプリーズと言ったらアイムスピーキングイングリッシュと返されましてね。こっちの英語力が無いのか、あっちの英語がおかしいのか。ここは追求しておかないことにしましょう。でもね、部屋にあった英語の案内、明らかに変でしたよね。なんでもかんでもIfを付けてつなげればいいってもんじゃないだろうが!!
 はい。気を取り直して部屋に向かいましょう。エレベーターは3本ありますが、1本は故障中。看板で隠してあり、直す気ナシといったところ。でもいっちょ前に9階建てなんですよね。ちなみにこのホテル、旧オランダ統治時代のコロニアル建築の廃墟を改築した、まあお化け屋敷みたいなホテルです。廃墟時代がどうなってたか非常に気になりますねぇ。
 部屋でちょっと休憩。しかしホテルの案内とか何も無いのね………。ルームチャージ24時間OKと言ったって、これでは何のしようもないではないか。ちなみに備品はバスタオルとミネラルウォーターと歯ブラシのみ。ハンドタオルは有料らしい。謎。シャンプーがあったけど、全く泡立たないし、明らかにブルーハワイのタレだったwww。さらに、金庫、固定されて無い・・・。どころか電源が無くロック番号すら設定出来ないという。ご自由にお持ちください状態。あの~、一応インドネシアの首都ですよね??

Img_5596
証拠写真

 しばらくして街に繰り出しました。こんな夜のスラム街に(この時点ではまだ気づいてない)。まず、鍵をフロントに預けなきゃですね。

ボーイ:どこ行くの?

自分:散歩。

ボーイ:どこ行くの?

自分:(しつこいぞ。だから散歩だと言ってるだろうがボケ)

仕方ないからスタシウムコタと答えておく。コタバルブですよ。バルブのお時間です。
 
 で、次はまたあの三人衆。例によってまた馴れ馴れしくしてきましたね。そんなにチップ欲しいのか。やらねぇゾ。コタ駅はあちらだそうで。氏曰く、安全らしいですよ。
 
 
が、数歩踏み出しただけで、もう無理。てか、隣の建物、すでに廃墟なんですけど・・・。崩壊してるし。いや、廃墟マニアにはもうたまらない物件ですよ。でも、マジマジ観察するわけにも写真撮るわけにも行かないのですよ。だって人影があるのですもん。住んでいらっしゃるようで・・・。進めども進めども、そんな物件ばっかり。歩道に入れば、歩道も崩壊してるし。つうか、何?あれは落とし穴ですか?落とし穴がいっぱいありました。夜にはホント危険です。しかもその落とし穴、硫黄臭というか腐敗臭というか、怪しい臭いを発しております。タバコでも投げ入れたら、ドッカンじゃないのかね??
Img_5595
 とりあえず一枚。ホテルの隣の建築物です


一区画、ホテルの周囲をぐるっと一周。する予定でしたが、半周でギブアップ。ホテル裏の柵をよじ登って不法侵入。明らかにウチらも不審者ですね。何者かに目撃されましたが、特に音沙汰無し。しかしホテルの裏側、ヤバかったね。壊れた怪しい石像が捨てられていたり。明るくなってから廃墟探索も再度行うことにしましょう。
 またも、三人衆がお出迎え。でも中に入れてくれない。跳ね橋の写真を撮ってこいと。デンジャー、デンジャーと告げても、問題ないとの返答一点張りで仕方なく、行ってきました。ファンキーな人々がいっぱいいました。ちなみに翌朝わかったのですが、跳ね橋の奥には環状線の線路があります(真っ暗でわかりませんでした)。
 三人衆と一悶着やってやっと帰還。おちゃらけにも程がある。もうコイツら、今日からコメディアン軍団だ。


鍵を貰って部屋へ。



鍵が開かない………。



部屋合ってるのか?確かに722と書いてある。

 

 いっちょ前にカード式なんですよ。調子乗るからこんなことになるんだ。ボロホテルはフツーに鍵式でいいんだヨ。で、コメディアン軍団とまたバトりました。向こうからすれば、また来たよコイツらという感じですよ。だからヘラヘラ笑ってんじゃねぇ!!でも不思議なことに奴がニヤニヤしながらやると開くんですよね。何か妖に逢っていたのでしょう。先程は明らかに廊下のソファたむろしていたインドネシア人の集団が消えていたし。さっきのは7階ではなかった様子。明日も早いので就寝。あ、風呂の水が黄色かったです。


2009年9月8日5:00 起床 ついに始発からジャボタベックへ突撃開始
 
 外はまだ真っ暗。月が煌々と輝いています。もう少し明るいかと思いましたが。こんな早朝にどこ行きやがるんだ?というようにコメディアン軍団に見送られ、コタ駅へ。結局、状況は昨夜と変わりませんね。暗い夜道をコタ駅まで歩くという点では。しかし流石に早朝だけあって浮浪者も寝ていました。赤道だと太陽が垂直に(?)登るので一気に明るくなります。駅までは徒歩10分程度なのですか、ずいぶんと明るくなりました。


2009年9月8日5:40 ジャカルタコタ駅
Img_5599
かなり貴重な静かで平和なコタ駅前

 いよいよKRLジャボタベックに乗り込み開始です。美しい正面玄関は浮浪者対策でずっと閉ざされたまま。仮設入口のような狭いところから、これまた狭っくるしい切符売り場で(もちろん有人窓口です)進みます。事前に、調べたところによると列車毎に発売ブース(ロケット)が違うとのことでしたが、ちょっくら地元民がどのように購入するのか観察してみましょう。はい、要領はだいたいわかりました。ラミネートで窓口に掲示されている列車(ブース毎の先発か次発まで)しか発売しない模様。で、始発列車の6:00発はというと・・・。

無い。どこにも無い。確かに駅の時刻表にも6:00発デポック行きEkonomiACがあるのだが・・・。


 
  とりあえず、エコノミACのロケットで6:00のエコノミACが無いのかと身振り素振りでどうにかこうにか尋ねると、今日は運休のような返答が戻ってきました。札束持ってるのに売らないということは運休です。ついてないな・・・と思いつつもこのままでは引き下がれない。しかし構内への入場は切符を買わないと出来ないため、裏ルートから侵入することに。実は貧困層の抜け道があるのですよ。

 


ダメですね・・・・・。



もはや、我々部外者が入れるような状態ではありませんでした。残念無念。

Img_5604
駅前も落とし穴だらけ

もう一度、正規ルートを回ると、あれは我等が103系!!!!!



え~っ。何だって。あの野郎、パチこいたのか。くそがぁ~。



しかし、時すでに遅し。厳重に張り巡らされた柵の向こう側で103系様は滑らかにコタ駅を発ってゆきました。時刻はと言うと5:50過ぎ。6:00のデポック行きでは無い模様。しかしこんな時間のエコノミACなんてロケットのラミネートにも出てなかったが・・・。なんだろう。KRLジャボタベックにはいきなり出鼻をくじかれました。今に見てろよ、ジャボタ。このままで済まされると思うなよ。つうか、観光客なんて誰一人としていないね。6:00からはホテルで無料朝食バイキングが始まる(当初は適当に乗り回してから10時ギリギリに戻る計画だった)ので廃墟探訪をしながら一旦引き上げることにしましょう。このあとEkonomiばっかだし。しかし太陽は完全に登り切り、早くも灼熱の炎天下(湿気がないからカラっとしていて気持ち良いですが)。通勤ラッシュも始まり、道路はバイクとパジャイ、乗合タクシ(水色)、メトロミニ、その他無法集団によって完全に占拠され、クラクションの嵐。笑うしかないですね。ホテルまでには数回道路を横断しなければならないのですが、もう何ゲームよ状態です。日本では絶対にあり得ない、スリル満点の体験が出来ますよ。
Img_5620
ホテルの横がこの有様 崩壊してます

Img_5647

最もタチの悪い、我が物顔で暴走する水色タクシ

 パジャイでも強奪して暴走運転したい気分(日本の免許でもOK?)です。滞在中の研究の結果、何通りかのホテルまでのルートがありまして、一番治安が良く、歩道もとりあえずはある快適なルートで行きますと道路横断回数が一番多いというね・・・。しかも一番交通量が多い所を一回渡らねばならずかなりタイムロス。最速ルートですと意外と簡単(それでもかなり強行突破)に渡れるのですが、一番治安が悪い・・・。でも、結局最速ルートを使うことが一番多かったですね(ほんとイラチ日本人だ)。
 ホテルに戻り朝食。しかし、何よこの放置プレイさは。朝食会場は無人営業してました。これホテル宿泊してなくても勝手に食えるじゃん。コメディアン軍団の罠か?と、ちょうど昨日のタビージョが居ましたので聞いてみると、やはり勝手に食え!!なんだそうです。なので勝手に好きなだけ食ってそのまま放置して帰りました。どのテーブルもそうなってましたし、それで良いのでしょう。部屋の戻っさくっと作戦会議。環状線の線路がちょうど見えました。昨日は夜で全くわからなかったが、やはり線路側の部屋だったか。今はやりのあれですね。部屋から電車を見ようプランってやつ。というか騒音があるから、だいたい駅前ホテルの安いプランて線路側なんだよね。それで今までずいぶん得してきたけど。客レと黄帯の8500が警笛を鳴らしながら通過してゆきました。それを見送ってコタ駅へ再突撃。
Img_5635
ホテルからの眺め 東急が通過中

2009年9月8日8:00 再びジャカルタコタ駅
Img_5654_2
きっぷ売り場はこんな感じ

 何かしらの列車で出発しましょう。まずはKRLジャボタベックの一大幹線中央線の花形急行、PAKUAN Ekspres。KRLジャボタベック最上位、最長距離を誇る列車であり、運賃も最高額。とりあえず、このチケットさえ持って入ればなんとかなるのです。KRLジャボタベックでは対キロ制運賃では無く、等級別、列車別のチケットを発券するので途中駅での乗り継ぎなどは全く考慮されていません(完璧な所得層別階級区分が為されているため)。しかしEkspresのきっぷで最下位クラスのEkonomiに乗るのは特に問題にはならないようです。そんなことをするのはとある外国からやってきた一部の変人だけ。そもそもよっぽどのことがない限り、ジャカルタに遊びに来るなんてことありません。ましてや、ジャボタに乗るなんて。というわけで、ロケットで自分が乗る時刻のラミネートを指さしながら、50000ルピア札を叩きつけ(値段が明示されていないので、とりあえず持っている最高額を出さないと売ってくれない)「ボゴール、エクスプレス」と叫びます。叫ぶのが現地流みたいですね。終点ボゴールまでPAKUAN Ekspresは12000ルピア也。日本円に換算すると120円。安すぎる!!特急クラスに1時間乗ってこの値段。さすが国鉄だぁ。インドネシアは公共系の料金は非常に安く設定されているようで、日本もこうあってもらいたいものです。とにかく、日本の電車はボッタクリですよ。
 狭い改札口を抜けると、オランダ時代の美しい駅構内の風景が出迎えてくれます。正にヨーロッパのターミナル駅。映画に出てきそうな景色です。しかし、ホームに目を向けるといかにも発展途上国的な雑踏。南国を思わせる木々が植樹されており、ヨーロッパの微塵もない光景です。そしてそこにやってくるのは日本型車両!!このチャンプルー状態がなんとも言えず、ジャボタの魅力となっているのです。この日はちょうどなんちゃら写真展とかいうものを、南北自由通路をバリケード張って封鎖してまで開催しておりまして、しかも一般ピープル(我々も含め)は立ち入り禁止。はっきり言って邪魔ものこの上なかったのが残念でした。

 ひとまず、発車時間まであまり時間もありませんので中央線の10~12番のりばへ向かいましょう。果たしてしょっぱなからクソ地下鉄(都営6000系のこと)の洗礼を受けてしまうのか!?

                      Tokyu Seri 8500!!
Img_5663
8500系です

Img_5673
元東急ロゴの場所にあるDIVISI JABOTABEKのエンブレムが何気にかっこ良い

 うぉ~、東急8500ですよ。まあ今や東急車は、8000と合わせると数の上でもクソ地下鉄に迫り、ジャボタの最大勢力となりつつあるわけですから、必然な成り行きです。ましてや、PAKUAN Ekspresは8500の天下。それでも、長年親しんだ地元の車両ですから、やっぱりね、この再会には何とも言えない気持ちになりわけですよ。しかも、計画変更で本来すでに東急田園都市線上から姿を消しているはずだった、本形式ですが、未だにバリバリ現役。何とも不思議な感じです。東急ブランドの銀ギラギンの車体にはカラフルな帯が巻かれ、窓は黒い防護フィルムを貼って車内を見せず、前面には投石対策の厳つい金網が設置され、極めつけは真っ赤な警戒色の堅固なスカート。ずいぶんとワイルドになったもんで。登場時には弁当箱と揶揄された断崖絶壁ボディに四角い顔の8000系列ですが、かえってこのワイルドな姿の方が似合っているではありませんか。これで120km/hで激走すればどんなものでもはじき飛ばせそうな感じです。

 ジャカルタコタに来たなら、ここはコタ並びの撮影。ちょうど8500が2本並び、間には現地のEkonomi用KL3系が停車中でした。ちなみにEkonomi用の自社発注車両も実は大半は日本車両や川崎重工・日立車両といった日本製であったりします。発車時間も近いですので、早速乗り込むとしましょう。警笛を発車合図代りにドアが閉まりました(これがジャボタ流?)。
Img_5669
並び
Img_5680
車内


やっと電車の話になりましたね。ですが、続きはまた次回ということで。

予告

ようやく本編、突撃ジャボタベック!!
逆向きに走り出す赤鬼JALITA、そしてついに103系とご対面。

|

« 激闘!!ジャボタベック3泊4日 バタビア滞在記(序) | トップページ | 激闘!!ジャボタベック3泊4日 バタビア滞在記 第二夜 »

私鉄・その他」カテゴリの記事

遠征記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/521271/31419423

この記事へのトラックバック一覧です: 激闘!!ジャボタベック3泊4日 バタビア滞在記 第一夜:

» 西村京太郎DS 悪逆の季節 東京〜南紀白浜連続殺人事件 [西村京太郎DS 悪逆の季節 東京〜南紀白浜連続殺人事件]
西村京太郎DS 悪逆の季節 東京〜南紀白浜連続殺人事件の最新動画や評価レビュー、攻略情報なら「西村京太郎DS 悪逆の季節 東京〜南紀白浜連続殺人事件」へ! [続きを読む]

受信: 2009年9月18日 (金) 05時44分

» 西村京太郎DS 悪逆の季節 東京〜南紀白浜連続殺人事件 [西村京太郎DS 悪逆の季節 東京〜南紀白浜連続殺人事件]
西村京太郎DS 悪逆の季節 東京〜南紀白浜連続殺人事件の最新動画や評価レビュー、攻略情報なら「西村京太郎DS 悪逆の季節 東京〜南紀白浜連続殺人事件」へ! [続きを読む]

受信: 2009年9月19日 (土) 05時22分

« 激闘!!ジャボタベック3泊4日 バタビア滞在記(序) | トップページ | 激闘!!ジャボタベック3泊4日 バタビア滞在記 第二夜 »