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2009年9月26日 (土)

激闘!!ジャボタベック3泊4日 バタビア滞在記 第二夜

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コタからいよいよ出発!!

2009年9月8日 ジャカルタコタ8:11発 ボゴール行きPAKUAN Ekspres


ほぼ日本そのまんまの車内、そのまんまのブレーキ解緩、モーター駆動音、電子フォーン・・・、中央線はコタを出るとややきつい右カーブですぐに高架上へと上がる。この高架も日本の円借款で作られ、これまた日本規格の路盤・架線柱、駅のホームまで・・・。行き交う電車は朝ラッシュの団子運転でコタ駅入線待ちの大渋滞。もはや、インドネシアでは無い。東京の朝ラッシュと何ら変わらない風景。車窓に飛び込んでくる、対向列車にとにかく感動しておりました。8000、8500、5000、そしてついに103来たーvv!!しかし日本車率高い。

もうこれは優雅に8500なんかに乗っている場合では無い。しかもT氏が追い求めていた営団5000も早くもすれ違いましたから、こりゃ下車だ下車だ。降りるぞ~。

2009年9月8日8:19 ガンビル駅

ジャボタベックで最も安全と言われるガンビル駅は国家独立記念塔モナス・大統領官邸、各種国家機関施設への最寄り駅。2面4線構造だが、スラバヤ・バンドン・ジョグジャカルタ方面、ジャワ島東部へのP.T Keretaの長距離列車の始発駅にもなっている。ホームには常に長距離列車を牽引する屈強なアメロコが地響きを立てて停車している。コタ方にシーサスポイントを備えるが引き上げ線が無いため、アメロコの機回しで、本線上が封鎖される時間も多く、KRLジャボタベックの運行に支障をきたしている。また治安維持のため、ジャボタベックのEkonomi及びEkonomiACは全列車通過の処置が取られ、徹底した貧民対策が為されている。そのため、せっかくの2面4線だが、Ekspresは先行のEkonomiを抜かせない。そもそも長距離列車に本線はたいてい占有されてますが。

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長距離列車のアメロコ

さて、5000が来るまでちょっと待ちましょう。改札を出ない限り、いくら列車毎の乗車券と言っても有効なはず。トランスジャカルタ様だってそういう仕組みなんだし、ジャカルタ人にもこのシステムは通用するはず。暑いので売店で飲料購入。売店もガンビルクオリティ。ついでに物価もガンビルプライス。安全という代償のためなら仕方ないですね。シンドラー社製のエスカレーターもありますよ。

2009年9月8日8:37発 ボゴール行きPAKUAN Ekspres

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ついにやってきた5000系

ホームに戻ってしばし。5000系が戻ってきました。今朝は一部列車に行き先変更や遅れが出ているようだったのですが、この列車はたぶん2分遅れで到着。運行整理で遅れているものとそうで無いものがあるみたいです。この列車もPAKUAN Ekspres。ラッシュ戻しの時間なので凄まじい間隔でEkspresが運転されています。車内はガラガラ。穴場ですね。このEkspresの停車駅は次のゴンダンディアを出るとボゴールまでノンストップ。まもなく高架線は終了し、再び線路は雑然とした旧市街地の中へ。中央線最大の見せ場、西線との平面交差です。何じゃこりゃ~と叫びたくなるほどの複雑怪奇なこの配線。いつか解明して見せると意気込みつつも、結局実物を見ると戦意喪失し、実現には至りませんでした。その平面交差を8両編成の車体をウネウネと曲げながら、通過線に進入。いっちょ前に通過線なんてあるんやぁと感動してましたが、後日通過線で客扱いするEkonomiを見たときにはカルチャーショックでした。と、ここで103系を追い抜いた!!4連の低運転台。おそらく西線タナアバンからの中央線直通EkonomiACでしょう。目を凝らして行き先を確認すると金網越しにEkonomiAC DEPOK の文字が掲出されているのが見えました。



さあどうする。この急行はノンストップ。賄賂停車か!?




列車は一転、閑静な住宅街を進んでいきます。この辺りは、狭い土地に集落(カンポン)が密集しているものの、随分と街の整備も進んでいるようで、治安も良好そうである。緑豊かで正に田園都市線ですね!?2面4線構造のパサールミング(ちなみにパサールとは市場のこと)でEkonomiを追い抜くと、パクアン急行は100km/h前後で快調に飛ばしてゆきます。デポックまでは近代化改良工事が終了しているようで、追い越し設備が無い駅は全て高床式の対向ホームで速度制限箇所も全く無く、下手な日本の路線よりもよっぽど高速運転向きの高規格路線となっていました。ただ日本と違うのは駅舎がカラフルでかつ、露店がずらりと並び、活気に満ちているということです。

と、この列車、しだいに速度を落としてゆき、停車する模様。そういえば大学前があったなぁと思い出し、遅刻学生が賄賂を払ったか!?と思い浮かびました、が。いやそういうわけでもなく、キャンパシラ大学前(1駅数え間違いしていまして正しくはインドネシア大学前)で全ドア扱い。周囲に座っていた身なりの良い学生らしき人たちが下車。時刻表では通過になっていましたが・・・。ちなみにキャンパシラ大学前にEkspresは停車しません。臨機応変に臨時停車しているのだなぁ、ふ~んと感心していたら、ドアが閉まっていまして・・・。降りれば良かったじゃん。何故か?マンガライで抜いた103系を待ち伏せ!!やっちまったな。でも・・・、確か大学前は2駅連続してあったはず(未だに勘違いしています)。次のインドネシア大学前で臨時停車(正しくはポンドックチャイナ)があることを祈る。こりゃ、通過かな。全然減速してないし。誰もがそう思っていた。しかし、手慣れたブレーキ裁きで見事停車。下車。

露店も全くない無いというのもお見事といったところ。さすが大学前!!と言っていたらポンドックチャイナでした。華人系の何かがあるのでしょう。ジャボタベックはユルい駅はとことんユルくして、取り締まるところは取り締まり、きっちりしてるよな、ほんとに。まあ2面2線の簡素な駅なのでホームで待ち伏せ。いきなり対向列車でEkonomiの激混みぶりを目の当たりにしました。しかも4連!!

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逆光ですが・・・、それにしても凄い混雑だ


そりゃ、混むわ。だいたい日本車がこの前連チャンしてたし。続いて2分後にまたEkonomiのジャカルタコタ行きが来まして、さすがにこちらの方はややすいていましたが、この辺、濃度が均一でないジャボッタベックの偏りあるダイヤ作成の問題点が垣間見えたりします。しかしこの後よくよく見てみると混んでいるのは先頭の方だけで、後ろはそこまででもないということが多々ありました。コタの改札が一番前であることに影響しているのだろうけど、細かく時間なんか気にしないインドネシア人らしからぬ、超日本人的行為なんですが・・・。あぁ、ただ単純に8両分歩くのが面倒ってことなのかな。そこまでして、ぎゅう詰めにならなくとも、と思うのですがね・・・。下り方向も続行で2本も急行の通過がありまして、103系まだかよ~と言っていると、ついにやってきました。なんだか随分、長いこと待たされているような書き方ですが、たかが10分です。それほど、列車本数が多いのですよ。中央線の過密ダイヤは万国共通なんですかね。

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続行でやってきた銀色のEkonomi

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元伊豆のなつ号、8007F


2009年9月8日9:30 ついに103系と対面

武蔵野線から103系が消えてはや5年。改塗装こそ、現地仕様に変わっているものの、他は当時のまま。武蔵野線特有の濁ったモーター駆動音も健在。この信じられがたい、時空を超えた再会はもう涙ものの体験でした。やってきたのは低運転台の元ケヨE21編成でした。

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感動の再会!!

走り出すと、さっきまでのあの静かな車内はなんだったんだ!?という程の揺れと騒音。これは線路状態が云々より車両の問題ですね。同世代の私鉄車両との共存により、いかに103系の乗り心地がいかに悪いかが露呈する結果となりましたが、まあここは御愛嬌。103系は8500系を上回り、ジャボタベックで最も冷房が利く車両として、評判なそうだ。

           103系は異国の地で生きていた!!

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この車両にはもう、乗れ・・・なくなかった!!

この列車、デポック止まりですので、103系に乗っていられるのもわずかな時間。JR 型配線のデポックバル(日本語訳で新デポック)を出ると次が終点のデポックだ。到着後、すぐにデポック電車区へと引き上げて行った。しばしの別れだ、103系!!

2009年9月8日9:40 デポック駅到着

賑やかな駅に降りてしまったものです。駅構内には怪しいポップミュージックが流れております。いや、構内放送ではなく、カセットテープを売る露店が流しているのですよ。Suicaだって売ってますよ。ほら。
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スイカ発売中!!

でも治安の方はいたって良好。構内を露店が占拠しているのは日常の風景。特に取り締まる気もないみたいです。駅によっては専用のブースが設けられ合法的に営業させている駅もあります。デポックまで来たはいいが、ここからどう進むか。103系に釣られてまったく考えてもいなかった。


ボゴール行きの急行はデポック通過


という事実をここにきて痛感いたしました。そうではないか、デポック行きの急行はジャンジャンあるが、ボゴール行きの急行はデポック通過。つまり、デポック~ボゴール間の乗車など考慮されていない。それもそのはず、まだまだ発展途上国のインドネシアでは郊外~郊外間での移動なんてあるはずがないのです。よって全ては対ジャカルタでダイヤも組まれているのですから。ということで、EkonomiACが無い限り、Ekonomiでボゴールに行くしか手立てがない!!

 しかしそこに救世主登場。赤鬼JALITA様のEkonomiACが入線!!

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一般民衆でもちょっと奮発すれば乗車できるEkonomiACだけあって結構混んでいました。まあ立って行けばいいさ。と、逆向きに動き出したぞ!!おい。逆転発車とかww。行き先にボゴールって書いてあったじゃないの。でもね、明らかに乗客満載して到着し、ほとんど降りずにそのまま折り返したよね。時刻表見てもこんな列車存在しないし!!しかし全く動じない乗客たち。なんだんだコイツらぁ~~~。確かに構内放送にボゴールの言葉が聞こえないとは思っていたのだが。しかも発車してすぐにデポック止まりの103系が高運転台8連でやってきましてね(明らかに時刻表に無い。遅れている列車は行き先変更などが頻発している模様)。あ~。ヤラレタ。さっそく、車内検察が来て、現地民は平然な顔をしてるけど、対処法のわからない我々は、高額な車内運賃を請求されました。勝負あり!!あっけなく、ジャボタベックにまた1本取られました!!(高額と言ったってそんなもん、日本人にとっちゃ痛くもないさっ。)忌まわしき赤鬼JALITA事件として、歴史の1ページに刻まれました。皆さん、赤鬼には要注意ですぞ。よくよく調べたら、この列車、本来ボゴール折り返しのところを運転打ち切って、ダイヤを戻してますね。多分。
 さて、どうしましょう。下手に小さい駅で降りてもEkonomiしか停車しないし、EkonomiACは雀の涙ほどしか設定がないため、マンガライまで戻ることに。マンガライならひっきりなしに列車がやってきますから。

2009年9月8日10:25 マンガライ駅に戻る

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マンガライに降り立つ

さぁ、マンガライ駅だ。ここは中央線と西線が交差し、さらにブカシ線からのEkspresもやってくる一大ジャンクション駅。とにかくひっきりなしに列車がやってくる。治安の方は・・・、若干悪し。ここも旧市街地のど真ん中って感じです。あれ?治安が悪い・・・、つまり、Ekspresは???

軒並み通過!!

てっきり、Bekasi Ekspresは停車かと勘違いしてまして(本来、こっからBekasiに行くつもりだった)、トンデもないところで降りてしまったことに今更気づきました。いや、だって列車がいっぱい通るからさ。楽しいと思ったわけですよ。しかもBekasi線のEkonomi・EkonomiAC(ブカシ線はEkonomiACの比率が高い)は東線経由だからマンガライをそもそも通らないし!!ここまでジャボタベックに惨敗するとは、不覚。申し訳ない、T氏。

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やっぱり駅舎だけは美しい

Ekonomiでコタに戻るしかない。で、ついに買ってしまいました、Ekonomiの乗車券。マンガイライ→ジャカルタ、1000ルピア。日本円にして10円。ヤバい、10円電車じゃん。確かに命の保証は致しませんだよなぁ。とりあえず、駅の中で暴れて(遊んで)やりましょう。

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ついに買ってしまった

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準急九段下・・・


反撃開始。


暑さなんてそっちの気で、ホームをそして線路を!!縦横無尽に走り回りました(不審者)。


と、ここでT氏から何か来るとの声。


某試(?)103系。ジャカルタで業務ネタですか??

今度はもう一つの低運転台、元ケヨE27編成でした。滞在中、ケヨE27編成はこの後運用を確認出来ず、検査中だった模様。ここでキャッチ出来て本当によかった。ドア扱いがあったのでそそくさと乗り込み車内に侵入。即行で線路に飛び降り先頭に回りこみ。
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誰もいない車内

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海浜幕張!!


先頭で撮っていたら、運転手氏が配慮していてくれたみたいで、ちょっと時間を取ってくれました。ありがとうございます!!そしてすぐにデポック方面へと戻っていきました。
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色鮮やかですね

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なんとなく側面



またしばらく、ジャボ電ウォッチング。しかしアメロコはうるさい。



で、また何か来た。青い。103系??


また103系だ。
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E21編成再び

さっき乗ったケヨE21です。こんなに続々103系が来るとは。なんか歓迎されちゃってますかね、ウチら。今度はコタまでの回送みたいです。乗せてくれ~。ジャボタ社員だけ便乗させ、コタへと中央線に進路をとって去っていきました。



いや~、でもマンガライで降りて結果的に正解でしたな。こうして、ジャボタベックへの逆襲は成功を収めたのであった(単純なヤツだ)。

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護送列車がやってきた

そろそろネタも尽きてきたところで、ちょうどEkonomiも到着。先頭付近は相変わらず無法地帯で、ほんとに大丈夫か??と思いましたが、後ろの方は特に問題なく乗車出来ました。あえて、みすぼらしい格好をして行ったから、Ekonomiの乗客に扮する方が合ってるかな。いや、Ekonomiもなかなか楽しいね。怪しげなジャボタ非公認の車内販売員(KRE←コタ露店商エンタプライズ)がひっきりなしにやってきて、色々と物を売りに来ます。ブラインドパッケージに入ったトレーディングカードを売るガキんちょまで。しかもそれ、結構人気みたいで、よく売れてました。Train Card JABOTABEKなら全部買ってあげるのになぁ。しまいには、赤ちゃんをおぶった、女性がマイク持って歌いだしました。後々考えたら、あのマイク借りて二人を結ぶジャンボフェリーあたりを流せばよかったとちょっと後悔。今度来た時に、何か売ってみるか(笑)。なんてって冷房が無いから窓もドアも開けっ放し。天然のトロッコ列車でしたね。現地民に従ってドアから身を乗り出してみました。

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こんな感じ

図体でかいアメロコなんかに突撃されたら、こりゃ死亡ですな。まあなんとかジャカルタコタ駅に戻ってきました。

2009年9月8日 12:10 ジャカルタコタ駅帰着

 無事戻ってきましたよ。我がホームタウンに。さっきの103系は午後からタンゲラン線の急行運用に入るようで、発車待ちしていました。ので、早速そちらへ向かいましょう。せっかくですから、103系の真ん前で記念撮影。こんなこともが出来るのもジャボタベックならではですねぇ。とりあえず、昼時ですので、A&Wのコタ駅ナカ店で腹ごしらえをして、午後の作戦でも練りますか!!

 


本日前半戦終了。

つづく(長い・・・・)

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