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2009年5月 7日 (木)

今年も運転!!GW恒例湊線旧型DC3重連

Img_4942

久しぶりのDCネタです。島原南線が廃止でキハ20全退職、58天国四国の落城、そして奇跡の延命を果たした九州の58-516・28-2444も、あそ1962及びトロQへの部品供出の如くあっけなくサヨナラ。そして東日本最後の牙城、米坂にもついにクソポンチ気動車が進撃、そして全置き換え。もはやY-DC対策委員会として為すべきことが激減無してしまい、解散の危機か!?


いやいや、今更ブログの名前変えるのも面倒だし、このまま続けますよ。

この今年の長~いGW。サービス業に従事する者にとっては本当に迷惑この上ない話。なんたって、今年は秋にも5連休が出現するとかで、やってられないですね。おまけに、トクトクきっぷの大半がこの期間使用不可になるし、本当に困ります。わざわざ、休日を繋げて、混雑を集中させて何の良いことがあるのか。こんなことをするのなら、有給休暇の日数拡大と完全義務化を行い、混雑の分散や長期滞在化を促したほうがよっぽど効果的なのです。これは欧米等の先進国では当然のように行われている政策であるし、「連続●週間以上休まなければならない!!」と法律できっちり定められているとは羨ましい限りです。このあたりにも、うたい文句だけの観光立国政策が全く進まない日本の観光情勢の原因が見え隠れしています。



さて、話がずれましたが、連日終日にわたってのシフトが続いていたのですが、ちょうど日曜日に人員変更で朝から夕方にかけてのシフトが空きまして、こりゃ行くしかない!!と思い立ち、寝不足覚悟での出陣となったのです。そして今回ついに兼ねてからの野望であったホリデーパス&ときわ路パスの二刀流を決行!!トンボ帰りするにはちともったいない気もしましたが、それでも十分元は取れてしまうので良しとしましょう。となると、上野に出るまでも全区間JRというわけで、若干遠回りとなり、その分早起きせねばならず、痛いところでしたが・・・。




上野から中電に先行する快速電車で取手へ。ここでときわ路パスを購入。ホリデーパスが土浦まで使えてしまうので、2枚の乗車券が重複してしまいましたが仕方の無いこと。別に元が取れればいいだろってことで。そういえば、昨年もちょうど空き時間ができて関東鉄道に来ていましたが。散々Yにやられたので土休日にはもう行きません(かといって平日にフリーきっぷの販売が無い)。今日も2連片運転台という調子にのったY-DCがじゃんじゃん発着していました。E531系のボックスシートに揺られ、勝田着。茨城交通が鉄道事業から撤退したのは1年前。ということでひたちなか海浜鉄道としての新生湊鉄道線としてスタートをきってちょうど今年で1年目を迎えたわけです。前回の訪問は春の18きっぷ消化旅行も兼ねていたために、最後の茨交時代だったために、ひたちなか海浜鉄道になってから乗車するのは初めてですね。まあ常磐線に乗るたびに度々ホームから眺めたり、写真撮ったりはしていましたが。しかしながら、リバイバル国鉄カラーの旧型気動車に、コーポレートマーク(?)を貼ってしまったのには「やってしまったか」とガッカリしましたが、どうやら今回の1周年イベントに合わせてなのか、はたまたマニアがクレームを出したのか、そのステッカーが剥がされているようで期待が高まります。そもそも、歴代国鉄色旧型DC3重連は毎年毎年うまいこと休みが取れずに、指をくわえて見ているしか出来なかったので、ようやくの参戦の実現に嬉しい限り。まあ今年はスカ色のキハ222が不調とのことで、急遽茨交カラーのキハ223が代走を務めることになり、茨交カラー+国鉄準急色+国鉄一般色となりましたが、これはこれでなかなか見られない組み合わせだけに良いではないか。前回訪問のときは折りしも、準急色のキハ2004+スカ色キハ222であったのでかえってキハ223で良かったなぁと思います。しかも、かつてはキハ20が地方私鉄等に大量に譲渡され、各々のオリジナルカラーが多く生まれましたが、それらもY-DCによる置き換えや、路線廃止などでもはや風前の灯ですから、このようなオリジナルカラーと国鉄色のコンビというのも、かつての譲渡過渡期のような感じでなかなか味があると思います。島鉄カラーといってもなんだか国鉄色の配色を変えたような感じであるし、水島色はあれはあれでしっくりきているので、その点茨城交通(純粋たるキハ20ではありませんが)はバスカラーと同じ。明らかに塗り替えました!!というこのチープさと国鉄色のギャップが素晴らしいと思うのです。せめてものを言うなら茨交カラーを間に挟んでもらいたかったくらいですかね。準急色はキハ22タイプの中で唯一まともなヘッドライトだし。 そんなことを考えつつ、まだ見ぬ3重連に心を躍らせ湊線乗り場へ。






とここで、お決まりの・・・。

Img_4773

Y-DC現る!!
茨交カラーのY-DC、軽快「軌道」(←いや、茨交時代にこう紹介されてた)車3710型です。普段は単行でもすいていますが、さすがにGW。別に3重連で祭りとなっているわけではなく、純粋に行楽客で賑わっていました。こちらも増結しても良いのではと思うくらい混雑していました。この列車でとりあえず中根へ。

混雑の影響かそもそも勝田を遅れて発車したY-DC。中根にも数分遅れての到着となりました。ここで降りて、この先那珂湊で行き違いをしてやってくる旧型DC3重連を構えます。待つことしばし。こちらも若干遅れてやってきました。Img_4780怪しすぎるシールドビーム(?)を持つ茨交カラーキハ223を先頭に到着

完全なる逆光でダメダメですが。

Img_4786一般色を後追い

キハ205は唯一の純血キハ20です。国鉄・JR四国・水島臨海鉄道と渡り歩いてやってきた幸運の持ち主でもあります。四国時代にリニューアルされ便所撤去こそされているものの、水島臨海〜島原鉄道へ渡った2両と違い、ユニット窓化や車内の化粧板取り替えなど行われておらず、往事の姿を留めています。現在も水島臨海に在籍するものとほぼ同じ形態を保っており、旧型DCの中では唯一冷房完備となっています。再びこいつらが勝田まで行って戻ってくるまでしばらく待ちましょう。時間があれば田んぼの方から撮れば最高なのでやりたいですが、如何せんキツキツの強行軍ですから。やはり国鉄色車両からはひたちなか海浜鉄道のステッカーは剥がされていました。よって茨交色の223には残っています。Img_4995やっぱり影になりました‥‥

ようやく乗車タイム。やはり結構混雑していて、冷房車だからか先頭の205が一番混んでいました。よくよく来るたび、お目当ての205が動いていなかったのでそちらで移動したかったですが、空いている223に乗車。確かに205以外の旧型DCは全て北海道育ちであるので、扇風機すら付いておらず、窓も小さく防寒仕様で到底関東地方には不向きな車両。確かに夏場はこりゃ地獄だな。敬遠される理由もわかる気がする。しかし今日の気候なら窓を全開にしておけば全く問題無し。さっそくボックスシートに乗り込み、窓を開け、流れ行く田園風景を眺めながら古き良き汽車旅を味わう事にしましょう。Img_4852 終着阿字ケ浦到着

普段は無人駅の阿字ケ浦駅もGWの多客対応で有人化されており、職員の数も増員され、3連の気動車からゾロゾロと海へ向かう行楽客が降りて行く様は、かつての行楽臨時列車とまでは行かないものの、まだこんなに活気がある(そりゃ往年に比べれば明らかに少ないが)阿字ケ浦駅を拝む事が出来るのだな思いました。Img_4844今年6月で検査切れの223

検査表記を見てみると223は期限切れ真近。痛んでいるわけです。おそらく廃車ってことはないのでしょうけど(やたらに予備が多いので廃車しても問題なさそうですが)、こんどの全検時には、羽幌カラー復活してくれないでしょうか?そりゃないか。秩父じゃあるまいし。そういえば、阿字ケ浦に放置されておいた羽幌カラーのキハ22もどきと、鹿島臨海から来た角目キハ20は撤去されていました。時間もないのでこのまま折り返しに乗車します。今度はガラガラであったので最後尾205で純粋たるキハ20の走りを堪能しました。なお、車内の表記にもありますが、先頭の223が羽幌炭坑鉄道から(やはりリバイバルカラー化を!!)、中間の国鉄準急色2004が留萌鉄道からの譲渡車で、いずれも国鉄キハ22形(キハ20形の寒冷地バージョン)に準じた自社発注車であります。当時はキハ20タイプの気動車が標準型となり、全国的に蔓延っていた時代。こう考えると現在全国に蔓延しているY-DCもいずれ同じ運命を辿るのだろうか。Img_4869道産子車両の車内は板張り

Img_4909那珂湊でGW休暇中!?不調のスカ色キハ222

Img_4945 勝田にて

また来年も走るといいですね。


私はそそくさとスーパーひたちに乗り込み(これ乗らないと間に合わない‥‥)、上野へと急ぎました。こうしてほんのささやかなGW休暇は幕を閉じたのであった。

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コメント

お越しいただきありがとうございます。
短い時間で楽しんでいただけたようで。
また来てください、というには遠いような気もしますが、応援よろしくお願いします。
(吉田)

投稿: ひたちなか海浜鉄道 | 2009年5月11日 (月) 20時36分

ひたちなか海浜鉄道様、コメントありがとうございます。噂には聞いておりましたが、まさか当ブログがひたちなか海浜鉄道様の巡回に引っかかるとは………。

全車が新型のDCになってしまっては湊線の魅力も半減してしまいます。日々の利用者にとっては迷惑この上ない旧型車も観光者にとっては魅力的なものになるはずです(鉄道マニアだけに限らず)。どうか末永く旧型気動車の運行(土日だけでも良いので)を続けてもらいたい所存であります。

投稿: エンケチ | 2009年5月12日 (火) 01時46分

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